日本各地で語り継がれてきた昔話。時は流れ伝承は衰退、採話が困難になってきています。岡山県では、県北を中心に昔話が採話されてきましたが県南の採話は少ない状況です。
総社市内採話の昔話は、終戦前に刊行された『御津郡昔話集』収録の121話のうち32話が旧水内村(現総社市の原・中尾・影)で採話されたもので、最も古く大変貴重な伝承記録となっています。
その後の採話で、現在60話が記録として残されています。その内容は本格的な昔話や笑い話、動物昔話と多種多様で“継子と魚”の話は、岡山県もとより全国でも採話例の少ない昔話であるなど史料的価値は高いものとなっています。
下記リンク先には、総社市の昔話情報やYoutube動画全60話のリンク先一覧が掲載されています。総社の地に残る貴重な昔話を、ぜひご覧くださいね。