総社市のシンボルの一つで観光スポットの備中国分寺を取材しました。総社市イメージキャラクターのチュッピーも応援に駆けつけてくれました。
重要文化財(国指定)の備中国分寺は、奈良時代の741年(天平13年)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のため日本各地に建立した国分寺のうちの一つで、現在は、真言宗御室派の寺院です。美しい田園風景の中に建つ五重塔は、観光地吉備路のシンボル的な存在で、絶景スポットとしても四季の移り変わりとともに様々な姿を現し感動を与えてくれます。
正面の門から中に入ると左側手に吉備路のシンボル五重塔が現れ、右側手にはお寺の風景が広がります。現在の備中国分寺は江戸時代に再興された姿で、当時の境内は、東西160m、南北178mと推定されています。
五重塔は、江戸時代後期の様式を濃く残す代表的な塔で高さは34.32mある国指定重要文化財です。
あれっ、チュッピーそこにいたんだ!
ここで応援に駆けつけてくれたチュッピーと一緒に写真撮影しました。忙しいチュッピーとはここでお別れです(泣)。
聖武天皇が仏教の力を借りて天災や飢饉(ききん)から人々そして国を守ること (鎮護国家)を目的に建てられた官寺の一つ、備中国分寺。この国と総社市の平和をお祈りしました。
今回は、境内の一部をご紹介しました。四季折々の美しい風景が楽しめる備中国分寺は、観光客のみならずカメラマンも魅了しています。次回は、また違った備中国分寺をご紹介できればと思います。