株式会社アステアは、戦後まもなく起業したプレス加工や溶接組立、メッキ等の事業を展開していた3社がその技術を結集して2003年(平成15年)に設立されました。社名のアステアは”アス=明日“と”ステア=舵取り“を組合せたもので、「業界の明日を舵取る」 という願いと「意気込み・決意」が込められています。
自動車部品製造が事業の主軸で、アンダーフレームやピラー類等のボデー骨格部品、燃料パイプやシート部品等の機能部品を製造されています。製品・技術開発にも力を入れられていて、2016年には第32回素形材産業技術賞「経済産業省製造産業局長賞」を受賞されました。この賞に応募した「スマートホットプレス技術」は、材料の変態点の温度差に着目して開発された特許技術です。パーツの部位ごとに硬さを制御できるというもので、使用部位や目的に応じて変えられるため、衝突安全性能の向上や修理しやすさの改善、価格・省エネ・軽量化等にも役立つそうです。
「ユニークな発想」を開発の原点とされていて、例えば、乗用車等の給油口にあるキャップを製造されている一方で、そのキャップを無くしたらどうかという逆転の発想から「キャップがない給油口」を開発されています。仕事だけでなく自分の趣味の世界を極めようとする方が多いと伺い、この職人気質がアステアの開発力に繋がっていると感じました。
2020年の春に、愛知県内に生産拠点を増強されるそうで、さらなる進化が期待できる会社です。
Message総社市の皆様へメッセージ
当社は、ボデー骨格部品、衝突安全部品、燃料系部品などの総合部品メーカーとして、タイ、インドネシアの海外子会社をはじめとするグローバルネットワークを活用し、独自の開発力・技術力で、世界の自動車メーカーから信頼と共感を得る企業を目指します。
また、長年に亘るカーメーカー様との共同開発・新車立上げで培った知見を生かし、「技術のアステア 品質のアステア」ブランドを確固たるものにし、地域社会に貢献して参ります。共に汗をかく人材を求めています。
株式会社アステア 代表取締役社長
神徳 浩久
Data会社概要
会社名 | 株式会社アステア |
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事業種 | 自動車部品製造業 |
住所 | 〒719-1134 岡山県総社市真壁1597 |
連絡先 | TEL:0866-93-2323(代表) FAX:0866-93-0415 |
代表者 | 代表取締役社長 神徳 浩久 |
設立(創業) | 2003年10月1日 |
資本金 | 3億1,000万円 |
事業所 | 本社・第1工場(総社市内に本社含め7工場)、九州工場、愛知県(岡崎工場、豊川工場) |
事業内容 | 自動車部品、農業用機械製品、住宅用内装・外装部材、産業用機械器具、一般機械器具の製造用治具・工具、金型、装置の設計、製造販売と同製品の製造に関する開発・設計、技術開発、工法研究によるシステム技術の販売 |
従業員数 | 576名 |
ホームページ | https://asteer.co.jp |
その他 | 採用情報は、当社ホームページにて公開しています。 工場見学のご希望も随時受付しています。 |
History沿革
2003年(平成15年) | ㈱新興製作所、享栄工業㈱、オーエム工業㈱の3社が合併、㈱アステア設立 |
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2011年(平成23年) | 日本EWI㈱と合併 |
2012年(平成24年) | 中国にA&W社 設立 |
2013年(平成25年) | 九州工場(福岡県行橋市)操業開始 |
2013年(平成25年) | タイにアステアタイランド社 設立 |
2013年(平成25年) | 米国 EWI社を子会社化 |
2017年(平成29年) | インドネシアにPT.ATS社 設立 |
2018年(平成30年) | 資本金増資により、中小企業から大企業へ |
2019年(令和元年) | 岡崎工場(愛知県岡崎市)操業開始 |
2020年(令和元年) | 豊川工場(愛知県豊川市)操業開始 |
〒719-1134 岡山県総社市真壁1597