株式会社角藤田は、1953年（昭和28年）に設立され、出光興産特約店として「人間尊重（Respect for human being）」「顧客中心」を経営の基本方針とし事業を展開してきまた。1897年（明治30年）に藤田力太郎氏が醤油製造業で開業し、車社会になることを見通してガソリンスタンド経営に事業を転換、本年創業123年を迎えました。2013年（平成25年）に浅野産業グループへ加わり、現在では、売上高が80億円を超え、100億円企業に届く大躍進を遂げられています。

 

　主に、石油製品・LPガスの販売を中心としたエネルギーの安定供給を行いながら、近年はエナジーコンサルティング事業を展開しています。また、新たに元町珈琲（もとまちコーヒー）に加盟して「元町珈琲岡山西の離れ」を出店しフードサービスにも進出、車検整備事業も加えて規模を拡大しています。

 

　エネルギー供給は、安全性の配慮、そしてお客様に質の高いアドバイスをするため、商品知識や提案力を強化する出光興産のテクニカルマスターズ認定者「出光テクニカルマスター」の資格制度を導入されています。

 

　浅野社長は、これからの経営について「私は、経営理念の”人間尊重“と国連でも採択されたSDGs（持続可能な開発目標）との親和性は極めて高いと考えています。事業を通じて社会課題の解決を目指す中で、SDGsの達成に貢献できる部分は大きいと思います。」と話してくれました。

 

　これからも角藤田は、社会に必要な役割を果たし、働く一人一人の可能性が生かされていくことでしょう。